ぎゃー
あれは
ごまめ が家に来て半年ほどたった頃の話
ごまめはいつもかあちゃんが帰るとベランダに出て
外の雰囲気を楽しんでいました
だんだんとジャンプ力がついてきた頃のこと
ベランダの手すりに飛び乗るようになり
景色を見たりしてました
落ちなきゃいいけど・・・
なんて心のすみで思いながらいた所
事件発生
いつものようにベランダで遊んでいるごまめを気にしつつ
夕食の支度をしていたとき
フッとなにかいや~な感じにとらわれました
ごまめを探してベランダへ出ても姿は見えず・・・
部屋に入ったかなとあちこち探してみても
どこにもいない・・・
心臓バクバクになってきて
もしや墜ちたか
暗くなっていて、ちょうど物置があって上から確認できない場所だったため
猫だから大丈夫と言い聞かせながら・・・
頭の中では、木の枝に焼き鳥みたいになってたら・・・
動かない状態だったらどうしよう・・・と思いながら下へ行くと
姿がどこにもありません
そこで以前読んだこの本
猫は急にいなくなったからといってすぐ遠くへ行ってしまうものではなく
近くを探せばうずくまって動かないでいると読んだのを思い出した
確かに植木鉢やらなんやらの影に隠れて小さくうずくまってました
読んどいてよかった~
特に怪我している風でもなく部屋に連れていくと
ぎゃー 後ろ足引きずってるー
時計を見ると・・・動物病院が終わるまで後30分
もちろん行きましたよ
ごまめは踵に傷があったから痛かったニャー
でもかあちゃんが先生にとんでもニャいこと言い出した
か : 先生、内臓のほうは大丈夫でしょうか・・・
せ : 心配ならエコーで診てみましょうか・・・
エコーってニャに
おなかがこんニャになっちゃった
ごまめのおなかの毛が剃られちゃって、かニャしーい
とりあえず何ともなくて良かった
その日の夜はぐっすり
ごまめさんお転婆もほどほどにね
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